鉱物との出会い、そして採集へ。
図鑑の中のマラカイト
鉱物との最初の出会いは、中学生のころに手にした図鑑だった。アフリカ産のマラカイトに金が巻き付いた標本を見て、理屈ではなく、ただ「きれいだ」と思った。初めて自分で購入した標本は、中国産の輝安鉱。あの照り照りした金属結晶の美しさは、今でも鮮明に覚えている。
福島のカフェと、砂金の話
採集を始めたきっかけは、2019年に福島市のBLTカフェで店主から教えてもらった『ゴールド・ラッシュ』というYouTube動画だった。砂金取りを試してみると、ビギナーあるあるで砂鉄が取れた。砂金の供給源を遡れば見つかるかもしれないと思い、たどり着いたのが秩父鉱山だった。
砂金から、柘榴石へ。
秩父鉱山を調べるうちに、様々な鉱物が産出することを知った。気づけば砂金から、柘榴石や水晶の魅力にも引き込まれていた。採集の面白さは、出会いが広がっていくことにある。あの日から6年、山を歩くことが生活の一部になった。
Mineral Hunter's Diary
「毎日、好きな鉱物で満たされる」という気持ちから、このブランドを始めた。Diaryという名前には、記録として残したいという思いがある。鉱物そのものだけでなく、その背景にある山や沢、自然との出会いも含めて、伝えていきたい。